PvPイベントの作り方

このページの説明

ここでは普通のRustだけではつまらない！戦闘要素がほしいという方向けにいろんなプラグインを使って簡単にチームデスマッチが作れるように教授します。

まず前提であること

①Rustのサーバーの立て方がわかること(わからなければWikiの基本編、応用編を参照するか私がYoutubeに上げたサーバーの立て方を参照ください。)

②最新版のOxideを利用すること

③コマンド操作に慣れること

④プラグインの編集が可能であること

まず最初はプラグインの選定

サーバーを起動する前に使用するプラグインを選定します。大前提には赤、イベントを行うプラグインには青、必須ではないが入れておけばよいものには緑で色分けします。
またリンクはバージョンアップでリンクが使えなくなる恐れがあるので検索するときに「Rust oxide (プラグイン名)」と検索すればヒットします。プラグインの使い方は下に紹介しております。

プラグイン名	備考
Oxide	最新版
Event Manager	イベントを管理する最重要プラグイン
EMInterface	イベントの調整を行う最重要プラグイン
Kits	Mod鯖でおなじみのキットプラグイン
ZoneManager	特定の領域を個別設定できる
SpawnsDatebase	スポーン設定ができるプラグイン
Deathmatch	参加者全員が敵のデスマッチ
Team Deathmatch	2チームに分かれるデスマッチ
GunGame	この武器で始まりキルすると次の武器・・・・の繰り返し
Chopper Survival	ヘリコプターを最後のフェーズまで倒してポイントが高い人または最後の一人になったら勝利
Capture The Flag	敵軍のフラッグを自軍へ持ち帰ったチームの勝利
Last Man Standing Event	最後に生き残った人の勝利
Event - Headquarters	指示されたポイントへ移動し占領するとポイントがもらえるチーム戦
Copy-Paste	特定の建築物をコピーし保存するものワイプ対策に有効
ServerRewards	イベントへの参加でポイントがもらえ、それに応じたアイテムが購入できるシステム
Death Notes	おなじみのキルログプラグイン。使い方を知ると非常に便利
Popup Notifications	Death Notesを導入した場合特定の場所(画面右上など)にキルログを表示させたい人向け
Alias System	コマンド簡略化プラグイン。管理がしやすくなる
Sign Artist	看板に画像を張り付けるプラグイン。イベント説明を張り付けるなどに便利
Stack Size Controller	アイテムのスタックサイズを変更できるプラグイン

これらすべてのプラグインはOxide導入後「Plugins」フォルダに導入でおｋ

各プラグインの詳細(長いので折りたたんでおきます。)

コマンド名	意味
oxide.group add (グループ名)	権限グループを作成します。
oxide.usergroup add (プレイヤー名) (グループ名)	このプレイヤーをこの権限グループへ配属します。という意味
oxide.grant group (グループ名) (権限名)	このグループにこの権限を付与しますという意味。(権限は各プラグインの導入サイトに記載されていますが・・・・ここに記載するプラグインはすべてグループ権限名と載せておきます。)

コマンド名	意味
/event join	イベントへの参加。これを入力した人が受け付け開始をしたイベントへ参加できる
/event leave	間違って参加した場合はこれで辞退
/event start	(管理者用)イベントを開始するコマンド
/event end	(管理者用)開始中のイベントを中止にするプラグイン

コマンド名	意味
/kit list	使用可能なキットの検索
/kit add (キット名)	キットの作成
/kit remove (キット名)	入力したキットの削除
/kit edit (キット名)	入力したキットの再編集
/kit resetkits	キットにある回数制限、クールタイムをリセット
/kit resetdate	上記のと内容は同じ
/kit (オプションコマンド1) (オプションコマンド2)	キットを設定するときのコマンド(詳細は↓)

オプションコマンド	意味
max (数字)またはfalse	キットの仕様回数制限
cooldown (数字)またはfalse	キット使用後のクールタイム。
building (ファイル名)	キット入力後に建築物を召喚する(CopyPasteが必要)
authlevel (0～2)	キット使用可能にする権限レベル。(0:一般プレイヤー 1:モデレーター 2:オーナー)
npconly trueまたはfalse	NPCだけ使用可能にするプラグイン(NPCプラグインが必要)
permission (権限名)	設定したグループ権限に参加している人だけ使えるコマンド　例:/kit permission adminの場合グループ権限名は「kits.admin」となる
description (文)	キットの説明文
image (URL)	キットのイメージ画像
hide trueまたはfalse	/kit listで表示するかしないか

コマンド名	意味
/zone_add	ゾーンの新規作成
/zone_edit (ゾーンID)	作成したゾーンの再編集(ゾーンIDはリストから確認)
/zone_list	作成したゾーンのリスト確認をします。
/zone_remove (ゾーンID)	ゾーンの削除
/zone_reset	ゾーンの設定をリセット
/zone (オプションコマンド1) (オプションコマンド2)	ゾーンを設定するときのコマンド(詳細は↓)

オプションコマンド	意味
autolights trueまたはfalse	特定の時間になったらランタン、たき火、シーリングライトなどの明かりを点灯、消灯
enter_message (文)またはfalse	ゾーンへ入ったときのメッセージ
leave_message (文)またはfalse	ゾーンを出た時のメッセージ
pvpgod trueまたはfalse	ゾーン内でのPvPを禁止
pvegod trueまたはfalse	ゾーン内でのPvEを禁止
sleepgod trueまたはfalse	寝てるプレイヤーは無敵状態
undestr trueまたはfalse	ゾーン内の破壊は不可能
name (文)	ゾーン名の設定
radius (数字)	ゾーンの大きさの設定
nochat trueまたはfalse	ゾーン内でのチャットを禁止
nobleed trueまたはfalse	ゾーン内での出血ダメージを無効
nobuild trueまたはfalse	ゾーン内での建築禁止
noboxloot trueまたはfalse	ゾーン内で箱系のアイテムを開いても何もできない
nodecay trueまたはfalse	ゾーン内の建築物の風化を停止
nodeploy trueまたはfalse	ゾーン内でインベントリを開いても何もできなくなる
nocorpse trueまたはfalse	ゾーン内に死体を残さない
nogather trueまたはfalse	ゾーン内の資源採取を禁止
nokits trueまたはfalse	ゾーン内でキットの使用不可/kit (キット名)が使えなくなる
noplayerloot trueまたはfalse	ゾーン内で寝てるプレイヤーのアイテムを開いても何もできない
nopve trueまたはfalse	動物が無敵になる
nosuicide trueまたはfalse	自殺コマンドの入力を禁止
nowounded trueまたはfalse	瀕死になったら即死(瀕死になったときに倒れて悶えるのがカットされて死ぬ)
killsleepers trueまたはfalse	ゾーン内で寝てる人は死亡
radiation (数字)またはfalse	ゾーン内に放射線を追加。高いほど濃度が高い
nodrown trueまたはfalse	溺死不可
nostability trueまたはfalse	ゾーン内の建築物の安定性を無効
nopickup trueまたはfalse	落ちてるアイテムを拾うのを禁止
nocollect trueまたはfalse	ダンジョンボックスなどを拾うことが不可能
nodrop trueまたはfalse	地面にドロップするアイテムは削除

コマンド名	意味
/spawns new	スポーンファイルの新規作成
/spawns add	スポーンポイントの追加
/spawns open (ファイル名)	設定したスポーンファイルを開く
/spawns remove (ファイル名)	スポーンファイルの削除
/spawns save (ファイル名)	スポーンファイルの保存
/spawns close	スポーンファイルの作成を中断
/spawns show	登録したポイントの確認

コマンド名	意味
/copy (ファイル名)	建築物のコピー
/paste (ファイル名)	建築物の貼り付け
/paste (ファイル名) height (数字)	張り付ける高さの設定

イベントの作り方

①まずはフィールドとなる建物を作ります。(この時サーバーを起動するときにbatファイルに「+server.stability false」と入力しておけば空中に建築が可能)

②完成しましたらそれらをZoneManagerで囲み保護します。(使い方は上記を参照)
補足：CopyPasteでフィールドを保存しておけばワイプ後に再設定は必要になるがもう１度建築し直しの手間が省ける

③フィールドのスタート地点用にリスポーンポイントを設定

・・・・これで基礎は完成！・・・・

④これらをEventManagerに登録

⑤チャットに/eventと入力すると設定画面が開きます。

⑥/eventでメニューを開いた上のAdminタブまたは管理者専用をクリックします。

⑦イベントを作成します。右のCreateをクリック

⑧真ん中の変更をクリック

⑨使用するイベントタイプの選択をします。

⑩使用するキット、スポーンファイル、チーム戦だとセカンドスポーンファイル、スポーンタイプの設定、ゾーンの設定、ゲームモードの変更、スコアリミット、最小プレイヤー、最大プレイヤー、クラス変更をオンにするか、アイテムのピックアップをオンにするか、イベントと閉じた時点で開始、リスポーンのタイミングの設定をし、Save Configで設定完了。

⑪右のタブのControlをクリックし、真ん中のイベントコンフィグで作成したイベントをセレクト。上の受け付け開始をクリックし、プレイヤーの参加を待ち、イベント開始でスタート！！

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